恐怖はどのようなものであれ、直視しないことによってよりひどいものになっていく。考えをよそへそらそうと努力すれば、目をそむけようとしている幽霊の恐ろしさが一段と増してくる

義務感は、仕事においては有用であるが、人間関係においてはいやなものである。人は、他人に好かれることは望むが、我慢強いあきらめをもって耐えてもらうことは望まない。多くの人びとを無意識かつ努力しないで好きになれることは、おそらく個人の幸福のあらゆる源泉のなかで最大のものであるだろう。（ラッセル）

幸福な人とは、客観的に生き自由な愛情と幅広い興味を持ち、そういう興味と愛情を通して今度は逆に、他の多くの人びとの興味と愛情の対象になるという事実を通して、自らの幸福を確保する人である。（ラッセル）

不幸に遭遇したときによく耐えるためには、幸福な時期にある程度幅広い興味や関心を養っておくことが賢明である。（ラッセル）

鶏口となるも牛後となるなかれ。意味は文字通り牛の尻になるよりも、鶏の口になった方がいいということで組織で言えば、上場企業のビリよりも、中小企業のトップの方がいい。大企業の末端で働くよりも、中小企業のトップで働く方がいいという意味になる。